「熱い」夏キャンプを終えて

 熱い熱い夏が終わりました。
 え?「暑い」の間違いじゃないの?

 まぁ、もちろん「暑い」もあるのですが、「熱い」夏もあったんです。
今年度から愛媛で子どもたちとキャンプを始めて、初めての夏だったこともあり、私たちスタッフの情熱がまず熱かったです。

 海のキャンプは、広島でも何十回も経験があったので、十分なノウハウがあり、先の見通しも立ったのですが、なんせ「キャニオニング」のキャンプは愛媛が初めて。事前にキャニオニングを経験してみて、これは、グループワークの真骨頂だと思い、キャニオニング(3日目/5日間)までに、どのようにグループ仲を深め、キャニオニングをより意味のあるものとするか…それが、この夏一番「熱い」議論となりました。

 まずはキャニオニングの日にち。4日目の方がより効果的でいい…、いや3日目じゃないと…。
 次は中身。班の仲間意識を高めるには1日目から困難な課題を与えた方が…、キャニオニングまでに小さな盛り上がりが欲しい…、。
 などなど、熱く議論を交わしました。

 いろいろ熱く考えたけど…結局、原点に戻りました。

 そう。わたしたちのキャンプはまず「楽しくなければならない!」ということでした。
 あれこれ難しく考える前に、子どもたちが楽しそうに思えることをやろう。そして、われわれも楽しもう。笑おう!真面目にふざけよう!

 結果…

 キャンプ後の子どもたち全員からのアンケートで、平均96点以上の評価を得ました。
 大人が思いっきりふざけて(誤解のないように…真面目にふざけてますよ(笑))、子どもたちと大笑いしながら過ごした毎日。熱い議論を交わしてよかったと思う結果となりました。
 10月になった今でも、まだ興奮冷めやらぬような、そんな熱い何かが心の中にあるのです。