この冬、雪がたくさん降ってよかった!確かにそうなんだけど…

 今年の冬は雪に恵まれ、特に「冬やまdeチャレンジ(1/13-15)」にいたっては、スキー場に行かずともキャンプ地に雪が積もり、大きな雪だるまや、4人以上入るかまくらまで作ることができました。子どもたちは、もうほんと、大喜び、大昇天でした。
 雪遊びを取り入れたキャンプ(上記のほか「小さな冒険キャンプ~冬~」)は、軒並み大人気となり、参加できなかった子がたくさんいたため、来年こそは雪遊びキャンプを増やしたいなぁと思っている今日この頃です。

 しかしながら、「雪が降らなかったらどうなったのだろう。」と、疑問に思う方もいらっしゃると思います。雪を経験させたくて、せっかく申し込みしたのに、雪がない…。保護者の皆様にとっては残念でたまらないと思います。子どもたちもきっと残念だと思います。「雪遊び」ができないことについては、我々もすごく残念です。でも、私たちの目指しているところは、キャンプを通じた「人間力の向上」です。雪がなくても、他のこと(例えば今回は「餅つき」を準備していました)で、大満足で終えられたことを確信しています。

 私たちセカンドペンギンは、『どこにいても、誰といても、どんな状況でも「大丈夫」といえる人間力を培う』ことを目的としています。私(代表)の特技が「音楽」であれば音楽を通じて、「体操」であれば体操を通じて、「茶道」であれば茶道を通じて、子どもたちの「人間力」を高める活動をしていたでしょう。ただ、私は、「キャンプ」が得意技?なので、「キャンプ」を通じた活動をしています。そして、キャンプの中身もしかり。それが、「魚釣り」であれ、「雪遊び」であれ、「餅つき」であれ、「シュノーケル」、「鬼ごっこ」、「謎解き」その他諸々、すべてが子どもたちの「人間力」を高めることが目的の活動なので、少々乱暴な言い方で恐縮ですが、雨が降ってプログラムが変更しようと、雪が降ろうと降るまいと、(残念ではあるけど)関係ないと思っています。

 冬キャンプは残り、2月の「シン・ハンターから逃走せよ!」のみとなりました。おそらく、1年で1番子どもたちが爆笑するキャンプだと思います。スタッフも、とにかく「こわ面白い」ハンターを続々と思いついている最中です。

 そんな爆笑キャンプでも、目的は「人間力の向上」です。そこは揺らぎません。グループの中での役割分担、他とのコミュニケーション、思いやりや助言の大切さ、ハンターに勝つための作戦・アイデア、そのすべてを駆使することで、もっともっと楽しめるように考えています。言いようですが、年間を通じて、スタッフ(ハンター)と敵対する唯一のキャンプです。それでも、絶対に帰るころには、ハンターとのお別れが惜しくなることでしょう。そして戦友(班の子)とのお別れで涙する子も多数いることでしょう。

3週間後、楽しみです。